【スイス戦】試合前、宮間あや主将が言った一言【エピソード】

宮間あや主将の一言

今から遡ること約3年前。

2012年7月25日、英国、コベントリー。

ワールドカップチャンピオンとして臨んだロンドンオリンピック初戦。

なでしこジャパンのメンバーはかつてない重圧に襲われていました。

奇しくも相手は今回の開催国、カナダでした。

2012 ロンドンオリンピック

メダルまであと一歩に迫って敗れた北京オリンピックの成績を超えること、そして前年のW杯優勝で盛り上がった日本国内における女子サッカーの勢いを消さないこと。

そういう目に見えない重圧から彼女たちを解き放ったのが主将の宮間あや選手でした。

試合前のロッカールームで彼女はこう語りました。

「ここに立てるのは選ばれた18人だけ。みんなに大切な思いがあって大切な人もいる。6試合をお互いのために戦おう」

と。

宮間あや ロンドンオリンピック

その言葉に勇気づけられ、初戦でカナダを下し、なでしこジャパンは勢いに乗りました。

惜しくも決勝で米国に敗れはしたものの、日本女子サッカー史上初の銀メダルを獲得しました。

あれから約3年の月日が流れました。

この3年、なでしこジャパンのメンバーはそれぞれに課題を見つけ、それに取り組んできました。

一人たりとも現状で満足した選手はいなかったはずです。

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2015年6月8日スイス戦前のロッカールーム。

円陣の真ん中で、再び宮間あや主将は言いました。

「ここに来ているのは選ばれた人。だから自分に自信を持って。仲間を信じて。そしてここに立つことの出来なかった選手のぶんも頑張ろう。初戦を勝って、優勝しよう」

これまでの道のりに思いを馳せ、感極まって涙を流す選手もいる中、仲間たちのことを想った選手たちに一体感が生まれました。

それこそがなでしこジャパンの最大の強みです。

欧州予選で負けなし53得点1失点で通過してきたスイスを相手にし、試合展開は苦しいものになりました。

しかし、劣勢の後半戦も全員が最後まで走り、安藤梢選手がもぎとったPKの一点を守り切ったなでしこジャパンは、宮間主将の言葉通り勝利をつかみ取りました。

W杯スイス戦 宮間あやPK

試合後、PKを決めた宮間あや主将はこう語りました。

「内容的には自分たちが目的をもってやっているところには到達しなかったですけど、勝ち点3を取れて良かったです。PKは?(安藤が)体を張って取ってくれたので決めなければならないと思った。入って良かったです。ミスもありますし、チームとしてもっと徹底してやっていかなければならないところもある。カメルーン? 今日試合をしているのでよく見て、分析して、自分たちが思ったような試合ができるようにしたい」

なお、この試合、澤穂希選手が代表200試合出場、それと共に宮間あや選手も150試合出場を達成しました。

スイス戦後、澤穂希、宮間あや

なでしこジャパンの中核を担う2人の笑顔を決勝の後も見たいですね。

⇒ 【ハイライト動画】なでしこジャパン スイス戦 試合結果

⇒ 2015FIFA女子ワールドカップ カナダ なでしこジャパン 試合日程と放送予定

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