なでしこジャパン カメルーン戦 佐々木則夫監督コメント【寸評】

なでしこジャパン カメルーン戦 佐々木則夫監督コメント

佐々木則夫監督 ワールドカップカナダ大会

「いつもすいません。ハラハラドキドキで。もう少し後半の試合の運び方を考えないといけない。いずれにしても今の力だと思って次につなげないといけない。最後の最後にあわててしまいましたけど、これを反省して次を頑張ります」

「立ち上がりに両サイドがチャンスを作って、それをものにしたのが大きかった」

「シンプルなパスミスが多かったので、そのへんを修正して次のステップに進みたい」

苦笑いを交えながら語ったこの佐々木則夫監督の言葉が試合展開を表わしていた。

カメルーン戦スタッツ

大方の予想通り、スタメンを5人入れ替えて臨んだカメルーン戦。

左足首骨折で離脱した安藤梢の代わりに、スイス戦でも途中出場した菅沢優衣香、右MFに川澄奈穂美、左MFに鮫島彩、右DFに近賀ゆかり、GKに海堀あゆみを起用した。

サイドで起点を作って、攻撃をそこから進めたいという意図だった。

その思惑は前半開始すぐにハマった。

スローインから川澄奈穂美の速いクロスに大儀見優季が飛び込む。それにつられたカメルーンディフェンスが真ん中に集まったが、ボールは抜ける。

そこに走り込んできた鮫島が滑り込みながらボールをゴールに押し込んだ。

2点目もサイドからだった。

宮間あやがショートコーナーを川澄に当て、戻ってきたボールを足の裏で止め、間髪入れずに蹴った。

そのボールは美しい曲線を描き、逆サイドに走り込んできた菅沢優衣香がヘディングで決めた。

ここまでは佐々木則夫監督の思惑通りだった。

しかし、前半の終わりに近づくにつれ、なでしこの意図を察したのか、攻撃に慣れたのかカメルーンの選手たちが持ち味を発揮し始める。

カメルーン戦 競り合う宮間あや

特にFWのエンガナムットには後半を通じて何度もゴールに迫られた。

後半途中から澤穂希を投入し、バランスをとろうとしたが、それでも決定機を作られた。

結局、エンガナムットにはゴールを許さなかったものの、彼女のスルーパスから後半終了間際の90分、ヌシュットに1点を献上してしまうことになった。

しかし、その後のアディショナルタイム、嵩に懸かって攻め込んできたカメルーン代表の猛攻をしのぎ切ったなでしこジャパンは勝利を収め、決勝トーナメント進出を決めた。

主将の宮間あやも「課題は多かった」と語った通り100%満足いくものではなかっただろうが、初戦、第2戦と苦しみながらも勝利を収めた。

本当に強いチームというのは苦しみながらも勝利できる力を持っている。

なでしこジャパンの強さの片鱗を2試合続けて見せられたような気がした。

ゴールシーンの動画はコチラです。

⇒ 【ハイライト動画】なでしこジャパン カメルーン戦 試合結果

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