なでしこジャパン カメルーン戦 菅澤優衣香 値千金弾コメント
試合前、ロッカールームでワールドカップ初スタメンとなる菅澤優衣香はハイタッチをし、ハグを交わした。
その相手は初戦のスイス戦で決勝点となるPKを獲得した安藤梢。
安藤はPKを獲得したプレーで左足首(左足腓骨外果)を骨折し、車いすで来場していた。
「パワーをください」
菅澤はそう言ったという。
安藤のパワーをもらった菅澤は前半17分、宮間あやからのクロスを得意のヘディングでゴールにたたき込んだ。
「相手はファーサイドの守備が弱いことは事前に分かっていたので、自分は最初から大裏に行こうと考えていました。キッカーの(宮間)あやさんと、私の感覚では、目が合った気がしています」
試合後、こう振り返った菅澤優衣香はそのときの気持ちをこう表現した。
「ワールドカップという夢の舞台でのゴールは気持ちよかったです。試合前から、点を取ろうと思っていました。すごく嬉しかった」
そして、点を決められたことはチームメイトと安藤のおかげだと語った。
「試合前から得点を決めると決めていたので、しっかり実行できたのは良かった。すごい緊張してましたけど、周りの選手のフォローもあって試合に入る時にはいつも通りのプレーができた。自分の持ち味である高さをアピールできた。あんちさん(安藤)のようなプレーはできないですけど、自分なりにチームのために何かできればと思っていたので、それが結果に出せて良かった」
2014年のなでしこリーグ得点女王はワールドカップでまだまだ得点をとるかもしれない。
ゴールシーンはコチラで見られます。
⇒ 【ハイライト動画】なでしこジャパン カメルーン戦 試合結果
菅澤優衣香選手のインタビューはコチラです。
⇒ 菅澤優衣香なでしこジャパン菅澤優衣香選手 開幕直前インタビュー動画