なでしこジャパン 決勝トーナメント1回戦の相手、オランダの特徴
なでしこジャパンは、23日午後7時(日本時間24日午前11時)に行われる女子W杯カナダ大会決勝トーナメント1回戦でオランダと対戦する。
<オランダの特徴>
◆攻撃
3トップは高く速い。
DF鮫島は「外国人の中でもかなり速い。1対1で対応するとなると厳しい」。
宇津木は「カウンターは注意」と分析した。
センターFWの18歳ミーデマは175センチ。
Bミュンヘンで同僚のFW岩渕は「スピードもうまさもある。いかにも点取り屋」と表現する。
初戦のニュージーランド戦で得点した170センチのマルテンスは、スピードに乗った巧みなボールさばきを見せる。
佐々木監督は「7番は速い」と、第3戦のカナダ戦で得点した通算127試合出場の164センチのメリスを警戒する。
◆守備
0?1で敗れた第2戦の中国戦では横の揺さぶりにDF陣がもろさも見せた。
両サイドバックの上がりも少ない。
佐々木監督は「あのくらいの選手は今までも経験しているので、怖がる必要はない」と話した。
◆オランダの1次リーグのデータ
得点は2点だけだったが、失点もわずか2点。
被シュート数は3試合で54本あり、そのうち枠内に打たれたものは20本。
フィールドプレーヤーが防いだ1本を除き、GKがセーブしたものは17本あった。
GKは3試合で2人起用され、2試合に出場したゲウルツがセーブ率90%、中国戦の1試合に出場したビーネンダールも同88・9%を記録した。
これは今大会で5本以上のセーブ機会のあったGKの中で1位と2位。GKのセーブ技術は非常に高い。
オランダの3トップ(左から)メリス、マルテンス、ミーデマ
(オランダ女子代表GK ゲウルツ)
オランダは男子と同じく、3トップでサイドには速い選手を配し、センターフォワードは大きくて強い選手を置くという布陣できそうですね。
なでしこジャパンの守備陣の腕の見せ所です。
中6日ありましたし、休養は十分だと思いますから、最初から全開でいってほしいですね。
とはいえ、初出場ながら不気味なのがオランダ女子代表です。
(なでしこジャパンとの試合を明日に控え、公式記者会見に臨むオランダのライナース監督とファンデンベルク主将)
オランダのライナース監督は
「大きな挑戦だが、準備は万端だ。われわれは強敵と戦うのが好き。うまくいけば、勝利は十分可能だ」
とコメントしていますし、
主将のファンデンベルク選手も
「3人はものすごく質の高い選手。日本が相手でも通用すると思う」
と3トップの選手に絶大な信頼を寄せているようです。
明日はサイドでの攻防が見ものですね。
そこを封じることができれば自ずとボールポゼッションが上がり、なでしこジャパン得意の展開に持ち込めると思います。
とにかく、サイドで好きなようにやらせないことが重要になってくると思います。
明日、6月24日朝11時です。(当然、日本時間です!)
お見逃しなきよう!!
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