なでしこジャパンを下したアメリカ代表、エリス監督コメント【W杯カナダ大会決勝】
アメリカにとって、自国開催の1999年以来となるW杯制覇を果たしたアメリカ女子代表、エリス監督の公式コメント。
大会を通じてステップアップした選手たちを誇りに思います。
立ち上がりからプレッシャーをかけようという計画でしたが、それが完璧に運んだので、開始15分で夢ではないかと思いました。
我々の選手たちに何か特別なことをやってのける能力はあると思っていました。
日本のことはリスペクトしていますが、今日は自分たちのサッカーに集中して完璧にこなせたと思っています。
エリス監督、インタビューコメント(イギリスBBCのインタビュー)
「最高の気分ね。このチームのことを本当に誇りに思うし、この優勝が夢だったすべての選手たちのことを思うとうれしいわ」
「私はロイドのことを『野獣』と呼んでいるのよ。彼女はまさに野獣よ。スターだわ。とてもうれしい。私たちのベストパフォーマンスだったわね」
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決勝のアメリカチームは王者にふさわしい戦いぶりだったと思います。
エリス監督の言う通り、アメリカのゲームプランがことごとく上手くハマったという印象を受けた試合展開でした。
特に前半の1点目、2点目を見たとき、筆者は
「やられた」
と思いました。
恐らく、なでしこジャパンのイレブン、佐々木監督もそうだったのではないでしょうか。
あの立ち上がりの2点で、さすがのなでしこジャパンも受けに回ってしまった印象があります。
それが、3点目、4点目に繋がったのではないでしょうか。
本当に悔しい敗戦ですが、勝負は一度きりですから、仕方ありません。
完璧なゲームプランを立てて、それを実行してみせたアメリカチームを褒めましょう。
そして、この悔しさは1年後に迫ったオリンピックで晴らせばいいんです。
これから2つしかないアジアの枠を、争わなければなりません。
もちろん、選手たちはそれをわかっているでしょうから、サポーターである我々も前を向いて、これまで同様に応援を続けていきましょう。
ひとまずはなでしこジャパンの選手たちには、「お疲れ様」という声をかけて、ゆっくり体を休めていただきたいと思います。
アメリカ戦のハイライトはコチラです
⇒【ハイライト動画】なでしこジャパン VSアメリカ 決勝戦結果【女子W杯カナダ大会】