2010年、トリニダード・トバゴで行われたFIFA U-17女子ワールドカップ、準決勝の北朝鮮戦で見せてくれた5人抜きのドリブルシュートが鮮烈な印象だった横山久美選手。
その後もなでしこリーグ2部で二年連続得点王に輝くなど、継続して活躍しています。
いまやなでしこジャパンには欠かせない存在になりつつある横山久美選手のプロフィールと経歴をどうぞ。
横山久美選手のプロフィール
横山 久美
(よこやま くみ)
生年月日:1993年8月13日
年齢:24歳
出身:東京都多摩市
身長:155cm
体重:52kg
血液型:O型
愛称:くみ
所属チーム:AC長野パルセイロ・レディース
ポジション:FW、MF
背番号:10(長野パルセイロ・レディース)
利き足:右足
好きなアーティスト:AKB48、ナオト・インティライミ
家族:両親と兄
サッカーを始めた時期:幼稚園在籍時(小1で17多摩SCに入団後、本格的に始める)
好きなサッカー選手:ロベルト・バッジョ、宮間あや
出身小学校:多摩市立西愛宕小学校(現在は愛和小学校と統合)
出身中学校:多摩市立東愛宕中学校
出身高校:十文字高等学校
学歴:
多摩市立西愛宕小学校 ⇒ 東愛宕中学校 ⇒ 十文字高等学校
所属チーム来歴:
17多摩SC ⇒ 欅スポーツクラブ女子サッカー部 ⇒ 鶴牧SC ⇒ 17多摩SC ⇒ スフィーダ世田谷FC ⇒ 十文字高等学校
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横山久美選手の経歴
横山選手の経歴を簡単に紹介します。
中学時代まで
- 幼稚園在籍時、サッカーと出会う。
- 小学校1年時に、兄の影響で男子クラブである17多摩SCでサッカーを始める。
- 小学校5年時、男子に交じって多摩市選抜に選出される。また同時期、U-12女子東京都選抜にも選出される。
- 小学校6年時、男子クラブである鶴牧SCへ移籍
- 小学校6年時、日テレ・メニーナ(日テレ・ベレーザの下部組織)のセレクションを受けるも落選
中学校2年時、スフィーダ世田谷に入部、U-15関東トレセンに選出、U-15ナショナルトレセンにも選出される。
中学3年時に「なでしこチャレンジプロジェクト」(※)キャンプに招集される。
※なでしこチャレンジプロジェクト・・・将来の日本女子代表を育成するという目的で日本サッカー協会が主催。
十文字高校在学時
2009年、十文字高校に進学。(多摩の両親の元を離れ、荒川区の祖母・郁さんの家から通学)
2010年、FIFA U-17女子ワールドカップ(トリニダード・トバゴ)に出場。(横山本人にとって初の国際試合)
準決勝の北朝鮮戦で決めた5人抜き(6人抜きとも)のドリブルゴール(下に動画アリ)がFIFAの年間最優秀ゴール賞(プスカシュ賞)にノミネート。
これにより、『女メッシ』という異名がつけられる。
向かって右が横山久美(17番)
横山はこの大会で、チーム最多の6得点をあげ、見事ブロンズシューズ(得点ランキング3位)、シルバーボール賞(準MVP相当)に輝く。
チームも史上初の準優勝。
高校3年時にイングランドの強豪、アーセナルレディースに入団と噂されるも合意に至らず。
岡山湯郷Belle時代
2012年、なでしこリーグの岡山湯郷Belleに入団
同じく2012年、FIFA U‐20女子ワールドカップ出場(日本開催)
見事、3位で大会を終える。(横山はグループリーグメキシコ戦で1得点)
AC長野パルセイロ・レディース時代(~現在)
2014年 岡山湯郷ベルからAC長野パルセイロ・レディース(2部:チャレンジリーグ)へ移籍
移籍1年目、21試合で30得点をあげ、ダントツの得点王に。(2位は16得点)
しかし、チームは4位で一部昇格を逃す。
2015年3月、アルガルベカップでなでしこジャパン初召集
ポルトガル戦でなでしこジャパンフル代表デビュー、鮮烈なミドルシュートを決める
2015年 なでしこリーグ(2部)25試合で35得点を挙げて二年連続の得点王。
2部年間優勝、1部昇格を果たす
2016年、リオ五輪最終予選に出場。中国戦、ベトナム戦でそれぞれ1得点するもチームは予選3位に沈み、五輪出場を逃す。
2017年、アルガルヴェ・カップ2017に出場。
見事、得点王に輝く(4試合で4得点)も、12チーム中6位で大会を終える。