
その整った顔立ちで、イケメンと評されることの多い近賀ゆかり選手。
容姿にばかり目が行ってしまうのは仕方ありません。
ですが、彼女のプロフィールや経歴を知れば、もっと魅力を感じることができると思います。
W杯を見るときの目線も変わってくるかもしれませんね。
では、どうぞ。
近賀ゆかり選手のプロフィール

近賀ゆかり
(きんが ゆかり)
生年月日:1984年5月2日
年齢:32歳
出身:神奈川県横浜市
身長:161cm
体重:51kg
血液型:B型
愛称:きん
所属チーム: INAC神戸レオネッサ
ポジション:DF(FW)
背番号:2(INAC神戸レオネッサ)

利き足:右足
趣味:犬とリラックスすること
好きな食べ物(好物):唐揚げ
嫌いな食べ物:レバー
好きな男性のタイプ:大人っぽい人
出身小学校:横浜市立東汲沢小学校
出身中学校:横浜市立戸塚中学校
出身高校:湘南学院高等学校
学歴:
東汲沢小学校 ⇒ 戸塚中学校 ⇒ 湘南学院高等学校 ⇒ 日本体育大学体育学部体育学科
近賀ゆかり選手の経歴
小中学校時代
小学3年生の時に、4歳年上の兄、健太郎さんの影響で東汲沢サッカークラブでサッカーを始める。
小学3、4年生のときには、男女混合の校内マラソンで学年1位になるほど走力がずば抜けていた。

男子に混じって区の選抜チームに選ばれ、中学校入学時に出身校とは別の小学校の教員の紹介で横須賀シーガルズFCに入団。
当時からベレーザ入団まで、ポジションは一貫してFWであった。
同クラブで全国大会優勝2回、3位1回に貢献する。
湘南学院高等学校時代(1999年?2002年)
横須賀シーガルズFCでチームメイトだった矢野喬子と共に湘南学院高等学校女子サッカー部でプレー。
高校選手権準優勝2回を果たす。
1999年
15歳でU-18女子代表に選出される。
2000年、2001年
U-18日本女子代表 アディダスカップ (アメリカ)
2002年
4月、AFC U-19女子選手権で優勝(日本2-1チャイニーズタイペイ)
FIFA U-19女子世界選手権に出場(ベスト8で敗退。日本1-2ドイツ)。
12月、初めて日本女子A代表候補に選ばれ、トレーニングキャンプに参加した。
日テレ・ベレーザ時代(2003年?2010年)
2003年
日本体育大学体育学部体育学科に進学と同時に、日テレ・ベレーザに入団
第15回L・リーグ開幕戦に途中交代でデビュー。
同シーズン、22試合中20試合に出場。6得点を挙げる活躍により新人賞を獲得。
韓国の大邱で開催されたユニバーシアード代表にFWとして選出、銀メダル獲得。(優勝は北朝鮮。日本0-3北朝鮮)
2004年
アテネ五輪のバックアップメンバーとなる。MFとして登録。

2005年
3月、国際親善試合オーストラリア戦(3月29日・オーストラリア・ミランダ)で代表初出場。
8月、トルコのイズミルで行われたユニバーシアード代表に選出、銅メダル獲得。(優勝はブラジル。3位決定戦:日本2-0フランス)

近賀選手は後列右から2番目
石清水梓選手、川澄奈穂美選手の姿もある
2007年
第5回FIFA女子ワールドカップにDFとして出場。
アルゼンチン戦、アディショナルタイムに荒川の決勝点に結びつけるシュートを打ち、勝利に貢献。
2008年
2月、東アジア女子サッカー選手権2008優勝。

8月、北京オリンピック出場。4位(準決勝でアメリカに2-4で敗れ、3位決定戦でドイツに0-2で敗れる)
MF、DFとして全試合フル出場。
第3戦の対ノルウェー戦で先制点を挙げ、代表初得点を記録(1得点1アシスト)。

2009年
フランス、モンタルジで行われたフランスとの親善試合で1ゴール(日本4-0フランス)
2010年
2月、東アジア女子サッカー選手権2010優勝(中国戦で1ゴール)

11月、第16回アジア競技大会(中国・広州) 優勝。(決勝、日本1-0北朝鮮)
INAC神戸レオネッサ時代(第1期)(2011年?2013年)
2011年
1月、8年間在籍したベレーザから澤穂希、大野忍、南山千明とともに、INAC神戸レオネッサに移籍。
7月、第6回FIFA女子ワールドカップ。
右サイドバックのポジションで全試合フル出場し、1アシストを記録。初優勝を飾る。

2012年
7月、ロンドンオリンピックに全試合フル出場。銀メダルを獲得。


銀メダルを手にして喜ぶ近賀選手
左は岩渕真奈選手
12月22日、第34回皇后杯準決勝浦和レッズレディース戦で、右膝を負傷。前半25分に退場。
右膝前十字靭帯断裂及び半月板損傷。全治6ヶ月と診断された。

2013年
1月15日、靭帯再建手術を受ける。
8月4日、リーグカップ戦で途中交代出場し、公式戦復帰を果たした。
アーセナルLFC時代(2014年)
2014年
2月、アーセナルLFCへ移籍。
右SBにはイングランド代表のアレックス・スコットがいたため、主にボランチでプレーした。(CBでもプレー)

6月、アーセナルレディースFA杯優勝に貢献
(決勝では近賀選手の後半17分のゴールもあり、アーセナル2-0エバートンで勝利)

INAC神戸レオネッサ時代(第2期)(2015年?)
2015年
1月、古巣のINAC神戸レオネッサへ復帰。

3月、アルガルベカップ出場(日本は12ヶ国中、9位に沈む)

6~7月、ワールドカップカナダ大会、準優勝。

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近賀ゆかり選手の獲得タイトル
クラブ
日本女子サッカーリーグ:8回 (2005、2006、2007、2008、2010、2011、2012、2013)
なでしこリーグカップ:2回 (2007、2010、2013)
皇后杯全日本女子サッカー選手権大会:8回 (2004、2005、2007、2008、2009、2011、2012、2013)
日韓女子リーグチャンピオンシップ:2回 (2011、2012)
個人
日本女子サッカーリーグ新人賞 (2003)
日本女子サッカーリーグベストイレブン:6回 (2007、2008、2009、2010、2011、2012)
なでしこリーグカップMVP (2007)
近賀ゆかり選手のプレースタイル
身体能力に優れ、スピード、スタミナが持ち味である攻撃的サイドバックです。
ディフェンダーとしては小柄ながらフィジカルが強く、粘り強い守備が持ち味です。
機を見て、再度を駆け上がり、DFの裏を突く動きはさすが元々FWの選手だけあって堂に入っています。
そんな近賀選手の俊敏性と裏への飛び出しが生きたゴール動画をどうぞ。
近賀ゆかり選手は複数のポジションをこなせる
日テレ・ベレーザ入団時の主なポジションはトップ下やウイングなどの攻撃的なポジションでした。
しかし、代表ではタレントが豊富なこともあって、合宿には呼ばれるもなかなか最終メンバーに残れませんでした。
転機となったのは2007年、当時の代表監督大橋浩司氏によって、サイドバックにコンバートされたことでした。
それまでもクラブチームでは複数のポジションをこなしていた経験と、豊富な運動量、元から持っていた高い足元の技術が生きました。

直後のキプロス遠征で活躍し、ワールドカップ出場権獲得に貢献。
以降代表に定着してからほとんどの試合で起用されています。
ベレーザに戻ってからも志願してサイドバックになり、不動のレギュラーの座を得ました。
また、2014年に移籍したイングランド1部リーグ、アーセナルレディースでは当初、ボランチやCBを任されるなど様々なポジションを経験し、プレーの幅が広がりました。
複数ポジションをこなせるというのは、現代サッカーには必須の能力ですね。
近賀ゆかり選手の実家とご両親
横浜市営地下鉄ブルーラインの踊場駅より徒歩14分、閑静な住宅街にある「寿司雅(すしまさ)」が近賀ゆかり選手の実家です。

昭和54年に創業、東京の築地市場で仕入れた新鮮なネタを提供しているお店です。
店内は、1階にカウンター8席と4人掛けテーブル×4、2階には座敷が22席があるそうです。
ご両親が、ロンドンオリンピック後に応援の御礼を動画にしているものを発見しましたので、どうぞ。
近賀ゆかり選手の動画
では、もう一つ動画をどうぞ
今年(2015年)2月に行われた国内合宿のときのインタビューです。
3月に控えたアルガルベカップについての抱負、6月に控えたW杯への思いを語っています。
W杯連覇期待しています♪
こちらもどうぞ♪
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