【世界が絶賛】なでしこジャパン、宮間あやのエピソード集

宮間あや アジアカップ2014

バロンドール(FIFA年間最優秀選手)の候補に選ばれるほど卓越したテクニックの持ち主である宮間あや選手。

彼女の凄さはそれだけではありません。

人柄も良く、キャプテンシーにも優れているから、海外の選手からも惜しみない称賛が送られるのです。

そんな宮間あや選手の性格を表わすエピソードをどうぞ。

宮間あや選手、2011年ドイツW杯決勝戦後

2011年W杯決勝、日本はPK戦の末、アメリカを下し、W杯初優勝の栄冠に輝きました。

2011W杯 勝利の瞬間

勝利の瞬間、宮間あや選手は歓喜に沸くチームメイトの輪に加わらず、アメリカの選手たちに歩み寄り、一人一人とハグし、健闘をたたえ合いました。

スポーツマンシップにあふれたこの姿には日本国内のみならず、世界から称賛を浴びました。

その動画がこちらです。

相手チームに敬意を払う姿勢に感動したアメリカ代表のGKホープ・ソロ選手が、自国に戻ってトーク番組でそのことを話しています。

こちらも動画をどうぞ。(前半部分です)

宮間あや選手、2012年ロンドン五輪準決勝後

そして、その姿勢は、2012年、ロンドンオリンピックの準決勝フランス戦でも変わりませんでした。

2点を先制して迎えた後半、日本はフランスの猛攻(シュート計27本)を受けます。

しかし、GK福元美穂選手を中心に、それを凌ぎきったなでしこジャパンは日本女子サッカー史上初のメダルを確定させました。

2012ロンドンオリンピック フランス戦後 抱き合うなでしこジャパンのメンバー

なでしこジャパンのメンバーは歓喜の輪を作り、涙を流しました。
それは2011年のW杯では見られなかった光景でした。

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宮間あや選手も例外ではありませんでした。
それほど重圧を感じていたということでしょう。

しかし、その直後、宮間選手はピッチに座り込んで落胆するフランスの選手に歩み寄り、言葉をかけました。

宮間あや 2012ロンドンオリンピック フランス戦後

勝利に対する真剣な気持ちは、勝ったチームも負けたチームも同じ。
だからこそ試合後には分かり合える。

宮間選手が声をかけたのは、カミーユ・アビリー選手でした。

2人はロサンゼルス・ソルというチームで共にプレーした仲間でした。

旧知の仲だけに通じるものがあったのでしょう。

宮間あや 2012フランス戦後

互いの健闘をたたえ合う姿は「素晴らしいスポーツマンシップ」としてアメリカのブログで紹介され、称賛されました。

宮間あや選手、2012年ロンドン五輪初戦前

2012年、ロンドンオリンピック。
開幕前、なでしこジャパンのメンバーはかつて経験したことのない重圧に襲われました。

2012 ロンドンオリンピック

女子サッカー界では、男子と違い、W杯ではなくオリンピックが最高峰の大会です。
そして、そこでメダルを獲得することこそ、チーム最高の目標です。

4年前の北京では、あと一歩のところ、3位決定戦でドイツに0-2で敗れ、メダルに手が届きませんでした。
ですから、日本女子サッカー史を塗り替えるためにもロンドンでは負けは許されません。

しかも、前年の2011年、日本はドイツW杯で優勝しています。
W杯チャンピオンとして無様な戦いを見せられないという気持ちもあったはずです。

ロンドン カナダ戦前

そして、なにより彼女たちの心中にあったのは、

「ここであっさり負けると、日本国内で盛り上がった女子サッカーの勢いを消すことになりかねない」

という想いでした。

ロンドンオリンピック開幕前、それらの想いがなでしこジャパンのメンバーに想像以上の重圧をかけていました。

試合前、国歌斉唱をする澤穂希選手

7月25日、英国・コベントリー、カナダとの初戦前のロッカールーム。

佐々木則夫監督を中心に、選手、スタッフが円陣を組んだ際、宮間あや主将は全員に語りかけました。

「ここに立てるのは選ばれた18人だけ。みんなに大切な思いがあって大切な人もいる。6試合をお互いのために戦おう。」

宮間あや ロンドンオリンピック

この言葉で、なでしこジャパンのメンバーは五輪にたどり着くまでの道のりに改めて思いをはせ、決意を新たにしました。

そう、戦っているのは自分だけではない。
自分だけのために戦うのではない。支え合える仲間がいて、支えてくれる家族や友人の存在がある。
その人たちのために戦おう、と。

ロンドン カナダ戦

宮間主将の言葉に集中力を高め、ピッチに飛び出したなでしこジャパンのメンバーは躍動し、2-1で勝利を収めました。

2012 フランス戦

そして、2点目を決めたのは他ならぬ宮間選手でした。

言うだけではなく、実際に結果を出してチームを引っ張るという彼女の姿は、いつもより大きく見えたかもしれません。

佐々木監督は試合後、こう語っています。

「ぴりっとしたことを言ってくれていい形で試合に入れたと思う」
「僕もジーンときて涙が出そうだった。泣いている選手もいたしね」

佐々木則夫監督 2012フランス戦後

佐々木監督としても、主将を任せたことを心から良かったと思えた瞬間だったのではないでしょうか。

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宮間あや選手、2014年アジアカップにて

2012年に澤選手(澤穂希)の後継者として、佐々木則夫監督からチーム(なでしこジャパン)の主将を任されています。

細かい気遣いのできる性格はここでも遺憾なく発揮されます。

2014年女子アジア杯でのこと。
なでしこジャパンは14回目の出場でようやくアジアの頂点を極めることができました。

それを陰に陽に支えたのが宮間主将の存在でした。

宮間あや

海外でプレーする主力選手たちの招集が見送られ(※)、国内選手中心のメンバー構成で、初代表組が5人もいるという状況でした。

当初、チームとしてのまとまりに欠けていたのですが、練習、試合を重ねるごとに一体感が生まれるようになりました。

2014 アジアカップ 準決勝 なでしこジャパン

それを端的に表すエピソードがこちらです。

宮間選手は決勝戦前日、控え組の練習に顔を出し、準備や後片付けを手伝い、控え組の個人用ペットボトルにメッセージを書きました。

アジアカップ 宮間が書いたペットボトル

(実際の画像)

丸山桂里奈選手には『カリちゃん GOAL ドリブル GOAL できること知ってます』
菅澤優衣香選手には『すがちゃん ゴール目指して前を向いて!』

など、一人一人に向けて激励のメッセージでした。

こうした裏方的な仕事をこなす一方、中国戦後には若手を対象に緊急ミーティングを開いたり、佐々木則夫監督に戦術を直訴したりと主将としての役割を十二分に果たしました。

その結果、チームは一丸となって実力を十二分に発揮。

決勝戦では、岩清水梓選手のゴールで前回王者のオーストラリアを破り、初優勝します。

2014アジアカップ優勝 なでしこジャパン

と、同時にチームとしてフェアプレー賞も受賞。

更に宮間選手自身は大会最優秀選手(MVP)に選ばれました。

2014アジアカップ 宮間あやMVP

(※)2011年W杯優勝メンバー中、所属クラブの事情で招集が見送られたのは下記選手。

FW岩渕真奈(ホッヘンハイム)、FW安藤梢(フランクフルト)、MF田中明日菜(フランクフルト)、MF大野忍(アーセナル)、DF熊谷紗希(リヨン)、DF近賀ゆかり(アーセナル)

鮫島彩(ヒューストン・ダッシュ)は故障。

大儀見優季(チェルシー)は1次リーグのみ参加

宮間あや選手のプロフィールはコチラ

⇒ 【画像】なでしこジャパン主将宮間あや選手のプロフィールと経歴

宮間あや選手の動画はコチラ

⇒ 【動画】なでしこジャパン主将宮間あや選手のプレーなど動画

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コメント

  1. […] 【世界が絶賛】なでしこジャパン、宮間あやのエピソード集[サッカー女子W杯/決勝:日本vs.アメリカ] なでしこジャパン、不屈の笑顔で咲かせた大輪の花。 […]

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