?なでしこジャパン、カナダに到着
サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は、女子ワールドカップが開かれるカナダでさっそく初めての練習を行いました。「なでしこジャパン」は、現地時間1日の午前中に初戦の試合会場があるカナダ西部のバンクーバーに入りました。夕方からはバンクーバー市内の人工芝のグラウンドで、時差の調整を兼ねてさっそくジョギングやパスなどおよそ1時間、軽めのメニューで練習しました。選手たちは笑顔で声を掛け合うなど、終始リラックスした様子で体をほぐしていました。ワールドカップ初戦となるスイス戦まで1週間となり、佐々木則夫監督は、国内の合宿で課題が残った攻撃の連係や、シュートの意識を高める練習に時間を割く考えです。
また、今大会はすべての試合が人工芝のグラウンドで行われるため、人工芝に慣れることにも力を入れていくことにしています。攻撃陣の1人、安藤梢選手は練習のあと、「バンクーバーに来て、試合会場の横も通り、気持ちは高まってきた。人工芝にも早く慣れて、シュートを打つことを第一に考えられるようにやっていきたい」と話していました。守りの中心の1人の熊谷紗希選手は、「カナダに着いて、いよいよワールドカップだという実感が増してきた。個人としてもチームとしても、人工芝に慣れることをまずは意識していきたい。初戦のスイス戦で勝ちきれるように、チームとしてやるべきことをやっていく」と力をこめていました。また、ミッドフィールダーの宇津木瑠美選手は、「空港で多くの日本人の方が出迎えてくれて、その人たちのためにも優勝したいと思った。フランスの所属チームでも人工芝のグラウンドでやっているので抵抗はないが、日本の素早いパス回しを生かすためにも、選手どうしのコミュニケーションがより大事になると思う」と話しました。
NHKニュースより引用
やはり、どの選手も試合会場の人工芝が気になるようですね。
CBの石清水梓選手も国内での親善試合のとき、球足の違いに少し戸惑ったと言っていましたし、佐々木則夫監督もその辺は随分気にしているようです。
早めに慣れて、逆にそれを利用するくらいの対応力を見せてほしいですね。
W杯カナダ大会は、日本時間の7日に開幕し、日本の初戦スイス戦は日本時間9日の午前11時キックオフ予定です。
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なでしこジャパンカナダ到着時、動画